地球人のみなさん、こんにちは。
凡人の深読みです。
昨日クリーニングに出したラルフローレンのシャツを受け取りにいきました。取ってほしいシミは取れたのですが、新人の子が誤ってブリーチをかけてしまい頼んだ時のシミが20倍になって帰ってきました。
さてフィリピンではどんな対応をするのか、と楽しみにマネージャーと会話。日本ならクリーニング会社が弁済するだろうなと思っていた時、マネージャーから衝撃の一言。やらかした人が弁済するから値段を教えてくれ。とのこと。こいつは経営者として感覚が違う、そして僕の価値観からするとこれでは会社が人を雇用する意味がないと思いました。
4,000円の古着だったのですが、4,000円は月収の20%くらい。新卒なら6万くらいの弁済を個人がする、という主張でした。
反撃として、新人の給料を引いたり、待遇を悪くしないことを約束の上、10回分のランドリーを無料にしてもらいました。
日本の経営観、家族主義というのは良いものだなと感じました。最近は欧米の価値観が入ってきて家族主義を悪く言う人はいるけれどもいい部分がたくさんあってそこは参考にしたいなと思います。
フィリピンは労働の切り売り市場で経営も労働力を商品として仕入れて対価として給与を払う、という感じでした。
日本は労働は人生を有意義にするためにあり、経営も愛を受けて働き、報酬を受けるという感じでしょうか。
という深読みでした。
ありがとうございます。