凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#53 良い仕組みを導入すると出てくるコスト

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

最近は新卒採用の仕組みを構築できつつあり、今までより良い人をたくさん採用できるようになってきました。この仕組みが構築できたということは、内部であまり活躍できていない人に去ってもらう必要があるということにもなります。

今まで1人あたりの創出売り上げは3,500ユーロほどでしたが、この仕組みによって10,000ユーロになると予測しています。現地の平均給与は200ユーロほどなので利益という観点は結構取れている勘定です。

創出売り上げが期待値以下の人でかつ試用期間の人たちに期待値を達成できない場合は雇用できないと伝えることは予想以上に疲れました。フィリピン人は日本人以上にねちょい会話形式を好むため、1対1で話したときはうまくいったと思うのですが、後々他の人から泣いていた、や、傷ついていたということを聞きます。僕はビジネスを考えなければならない立場なので、その立場においては正しいことをしている自信がありますが、僕がいつも大切にしている人間性の観点からは少し迷いというものがあります。自分で会社をするときは従業員を超大切にできる会社にしようと強く決意するよい機会でした。

次はこの仕組みを僕のアクションなしに動かせるようにデザインしていくことです。今の人事担当ははっきり言うと優秀ではないです。2日で17人の履歴書を集めてきてほしいという依頼をしたときは難しいと感じて泣いていたようです。その人にこの仕組みを動かしてもらうにはどうしたらよいか、というのを考えながら今日も仕事しています。

 

ありがとうございました。

salamat po