地球人のみなさん、こんにちは。
凡人の深読みです。
1on1や飲み会などに連れて行ってもらって、もっと個人的な熱い話がしたいです。という新卒社員に出くわします。彼はそこそこ良い大学を出て、どちらかというと学問はできるタイプです。しかし仕事についてはモチベーションが上下して、熱い話をした後の1週間はやる気があるのですが、その後は中途半端に仕事を投げてしまい、最終的に出てくる言葉が熱い話またしたい、とのこと。平均年齢が上がっている日本で若い社員の価値が勝手に上昇し、会社がこぞって様々なサポートを用意している近代では、若者は容易にこの罠にはまっていきます。
ここにある罠は、自分の外部にあるものに自分のモチベーションを依存させることです。彼は上司との個人的なつながり、親密さに大きくモチベーションが左右されるようになっています。新卒時代は非常に吸収力が高い代わりに、取捨選択するような知恵は備わっていないことがほとんどです。この罠を見逃して仕組みづくりをしている会社ではなかなか良い人材は育たず、中途の人が管理職を行い、新卒が希望を持てずに辞めていくなんてこともあるかもしれないですね。
会社としては、モチベーションを自分の外部にあるものに依存させない仕組みづくりをしていく必要があり、個人しては自分の中でモチベーションを生成できる仕事を探すことが長期的に見て幸せになれる可能性が高いのではないでしょうか。
僕ならこの新卒は採用しないです。あなたならどう考えますか。
ありがとうございます。
Salamat Po