凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#76 失われつつある心のゆとり

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

久しぶりに日本に帰るとどうやら「タイパ」という言葉が以前より頻繁に用いられているようです。「タイパ」とは「タイムパフォーマンス」のことで、投入した時間に対してどの程度見返りがあったかということを表しています。

この言葉を聞いてとき僕はショックでした。なぜなら時間という資源を気にしなければならないくらい人々の心に豊りがなくなってしまったように感じるからです。タイパというのは直接的で短期間に目に見える何かを求めているように見えます。遠回りしたから見える美しい小さな花や、無駄時間に見つけた見たことない視点なんかはひどく気を悪くしてしまうような言葉に感じます。

人はこうして景気を忘れ、到着時間だけ気にするようになったり、喜びを目の前の人と共有するより、そこにいない人と共有することに集中したり、見返りのに純粋の助けを忘れたりしていくような気がします。

もちろん全員がそっくりその部分を失うことはないですが、それぞれから一部だけでも集約するとそれはまぁまぁ大きな塊になります。タイパを気にせず自分のやりたいようにやってみる。重要なことはタイパではなく取り組んでいることを一生懸命やっているかなのではないかなと思う今日この頃です。

 

ありがとうございました。

Salamat po