凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#75 少数派になって鍛える己

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

少数派に属するというのは非常によい経験な気がします。日本人として日本で生まれ育つとほとんど少数派になることはありません。高校を卒業すれば大学に行くし、大学を卒業すれば会社に就職するし、社会人をやって600万前後の年収をもらって、休みの日には異性と出かけたり、長期休みにどこか行ったりと。

海外に移住すると嫌でも少数派になります。新卒就職率の低かったり、平均給与が高かったり、キャリアの考え方が違ったりなど。少数派になると今まで当たり前と思っていたことが当たり前ではなくなり、事実を確認しながら進んでいく必要があります。

そこにはたくさんの不便があります。食べ物が出てくるのは遅いし、賞味期限が切れてるものが平気で置かれているし、会計に3倍くらい時間かかるし、採用している人のキャリア感を理解できなかったり、などなど。しかし、この経験を通して自分の国への感謝が生まれたり、自分の出自がどれだけ恵まれているか気づけたり、何かを考えるときに2つ以上の視点が持てたりと不便だけれども自分にとって良い方向に働くことを最近実感します。

こんなことを楽しいと思う性分なので、海外にどうしても移住したかったのかなと今では思います。みなさんも少数派の経験を2週間でもよいので作ってみると良いかもしれません。

 

ありがとうございました。

salamat po