凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#67 仕事に見出す希望の炎

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

誰しも仕事をする理由について考えたことがあると思います。

僕が言うには人は希望を失うと死にます。そして仕事というのは、多かれ少なかれその希望みたいなものを人に提供しているので働いている気がします。

どこかでみたあの人に憧れる。明日は一歩その人に近づいた、と実感するために仕事をする人もいる。

思い描いた自分にまた少し近づけた、と実感するために仕事をする人もいる。

昨日より少しだけよくなった自分、昨年より大きく成長した部下などを見ながら、言語化しないまでも無意識的にこれらを希望の炎として運び、それがなんらかのエネルギーになって仕事というものに使っているのではないかとふと考えました。

こんな風な希望をふと考えてみて、小さくてもいくつか見つけられる仕事場というのは自分にとって幸せで、希望が見つからないのはあまり幸せではないのかもしれない。

仕事へ通勤時間に少しだけ考えてみると面白いかもしれません。

 

ありがとうございました。

Salamat po

 

#66 上げるべき基準と注意しなければいけない基準

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

自分の中で基準を上げておくということは大切です。特に仕事において重要です。日本では1時間で終わるようなタスクでもフィリピンでは48時間かかることもあります。この基準のずれは怒りを生みます。「使えなさすぎ」や「こいつら何してんだ」などの。ただそれは育ってきた環境、歴史、仕事に対しての考え方など様々な要因で変化していくもので受け入れざるおえない気がします。これを本気で怒り続けれる人は日本より基準の低い国での駐在は向いてないかもしれません。

そんな基準ですが、上げない方がよい基準というのも存在している気がします。例えばホテル。最近少しだけ稼げるようになったので、あえて5星のホテルに泊まったりします。サービス水準が非常に高いホテルに泊まった後にいつも満足していた3星のホテルに泊まると、エレベーターが老人のように遅いことや、シャワーがドリップコーヒーみたいに感じたり、シャンプーが取れないようにセットされていることに卑しさを感じたりとなかなか忙しいものです。

決して5星に泊まるなということではなく、5星は5星として楽しんで、それでも3星だろうとゲストハウスだろうと楽しく感じれるように自分を設定しておくことが大切なのかと思います。

 

ありがとうございました。

salamat po

 

#65 抽象的概念から具体的な行動を、具体的な情報から真の問題を

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

現地社員に対して事業の進みたい方向を話したことがあります。僕が話し終わると社員から「それで私たちは何をすればいいのですか?」と聞かれます。

僕が思うにこの社員は優秀ではありません。なぜなら抽象的な話を具体的な行動に返る思考力がないからです。僕が思う仕事のできる人というのは、抽象的な概念を具体的な行動に変換できることはもちろん、具体的な事象を抽象的な概念としてとらえることができる人です。

この社員に伝えたことが仮に「2025年までにフィリピンで圧倒的No.1を目指します。」だとしましょう。優秀な社員というのは自分が従事している事業について考えて、現状と理想のギャップを認知し、それを埋める方法を考えて、その中でできることを実行するというような思考回路を辿るような気がします。結果としていつもより1.5電話する、かもしれないし、リストをランク付けすることが行動して見られる。その行動が的を得ている場合は超優秀です。

しかし優秀でない社員というのは、この抽象概念と自分の行動を結び合わせることができません。抽象的概念がはるか遠くの存在と認識し、自然と具体的な指示を求め、結果として上記の発言が出てきます。

さらに優秀な人というのは具体的な事象を第三者から聞き、それらを抽象的な概念にまとめ、そこから真の問題を特定したりできる人だと思います。僕も具体的な情報から問題を特定できるように頑張ります。

 

ありがとうございました。

Salamat po

 

#64 問題解決能力はビジネス系サラリーマンの必需品

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

問題解決力というのはビジネスパーソンとして非常に重要なスキルであるなぁ、と痛感しています。前職は自分の支配力が小さいビジネスで、どれだけ頑張っても非常事態が起こるような仕事でした。この仕事の場合はその非常事態をどれだけ綺麗に、早く解決できるかが大切だったので、問題に対しての俊敏性、行動力、交渉力というのがつくような仕事だったように思えます。

現職は自分の支配力が前職よりは大きく、自分の頑張りで非常事態を避けれたり、計画的に売り上げを作ることができるようなビジネスです。この環境下に必要なのは俊敏性や行動力というより、解決する問題を選ぶ能力、それに対して効果的に打ち手を打つ能力が必要になってきます。

解決するべき問題が決まっていた前職では行動して解決することが求められ、解決するべき問題がたくさんある中でどれを解決するかを決めて行動して解決することが求められる現職。前職ではある程度思考力や問題解決能力が高いと思っていたのですが、下記能力は意識的に伸ばしていかなければいけないと痛感しました。

  1. 仮設思考能力:限られた情報の中で効果的な仮説を立てることができる
  2. 問題特定能力:ビジネスのどこに問題があるかを特定できる能力
  3. 原因特定能力:特定した問題は何が原因で発生できるのか特定できる
  4. 施策立案能力:特定した原因に対して適切な施策を考えることができる
  5. 実行/調整能力:施策を実行し、調整しながら問題を解決することができる

 

専門性のない僕みたいなサラリーマンは、問題解決能力とやる気で勝負していると言っても過言ではない気がします。

今年はこの分野のみに焦点を当てて、サラリーマン頑張ります!

ありがとうございました。

Salamat po

 

 

 

 

#63 リスペクトは受け手と同じ方向を向くことから始まる

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

リスペクトというのは難しい概念です。僕が思うにリスペクトというのは受け手と同じ方向を向いてコミュニケーションを取ることができる度合い、だと思っています。

例えば、「このプレゼンは全然ダメ」という言葉も、部下の成長を期待している上司に言われるのと、部下の成長など関係なく、部下の無能さに腹が立っている上司に言われるのでは受け手が受け取るリスペクトの度合いが違うように感じませんか。

相手の立場になってモノゴトを捉える力がリスペクトの出発地点であり、そこから選んだ言葉や伝え方で受け手が感じるリスペクト度合いが変わっていくように思います。

これをリスペクトだとすると、接する人の種類が少ない、知っている人の種類が少ない人はリスペクトが低い可能性が高くなります。所属するコミュニティの数を増やしたり、旅行に出てみたり、小説を読んでみたりすることがリスペクトを上げることなのかもしれません。

僕ももう少しフィリピン人のメンバーと同じ方向を見てコミュニケーションが取れるようにいろんな人と交流していこうと思います。

 

ありがとうございました。

Salamat po

 

#62 今年見つけた真実

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

今日は深読みを続けた凡人が今年見つけた真実を共有したいと思います。

  • ビジネス書は解決したい問題を明確にして読まなければ無駄になる。
  • 健康は人生で最も大切な資産。
  • エネルギー×時間をどの点に集中させるかという戦略が仕事の効率を決める。

他にも8個真実に近いなと思うことがあるのですが、まだ経験を持ってこれを真実と認定することができないので来年に検証していきたいと思います。

 

ありがとうございました。

Salamat po

#61 朝礼の意味

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

今日は朝礼について深読みしたいと思います。

日系企業で就業経験のある方は馴染みのある朝礼ですが、世界的に見て始業時間にチームで会議をするというのは珍しいようです。現職のフィリピンでも、フィリピン国内にある外資系に務めている方に聞いても朝礼を実施している人に出会ったことがありません。

毎日当たり前にやりすぎてあまり意味を考えない朝礼ですが、どんな意味があるのでしょうか。そもそも起源はどこなのでしょうか。

朝礼の起源は宗教的な目的のようで、朝に信者を集めて理念や規律の浸透を目的として権威のある人が情報を共有することのようです。学校教育では世界的にも導入されており、アメリカでは人前で話す練習の場として設けられていたり、教育理念を浸透させる場所として設けられていたり、という感じです。

この流れで企業でも採用されはじめ、今でも朝礼を実施している会社がほとんどなのではないかなと思います。理念の浸透と言うと聞こえはいいですが、僕が思うに本当の魂胆は下記ではないかなと思います。

  1. 遅刻を顕在化し、秩序と規律の質を担保する
  2. 所属意識を高めることで帰属欲求不満を原因にした休職・退職率を一定下げる
  3. 権威者の権威を保つ

 

2については年々減っているとは思いますが、それでも僕たちは会社に対して一定の帰属意識を持てないと健康な状態を保つことが難しくなります。朝礼でチームとコミュニケーションすることで帰属意識潜在的にも溜まっていくのではないしょうか。

3については最後にリーダーが話しをしたら、情報共有をしたりすることで権威者が誰であるかを明確にし、その権威を保つことに一役買っている気がします。

 

こう考えてみるとPCに工場や製造業においては非常に大切な役割のように見えますが、仕事が進化した現代の仕事については不向きな部分もあるかもしれないですね。

 

ありがとうございました。

Salamat Po