凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#65 抽象的概念から具体的な行動を、具体的な情報から真の問題を

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

現地社員に対して事業の進みたい方向を話したことがあります。僕が話し終わると社員から「それで私たちは何をすればいいのですか?」と聞かれます。

僕が思うにこの社員は優秀ではありません。なぜなら抽象的な話を具体的な行動に返る思考力がないからです。僕が思う仕事のできる人というのは、抽象的な概念を具体的な行動に変換できることはもちろん、具体的な事象を抽象的な概念としてとらえることができる人です。

この社員に伝えたことが仮に「2025年までにフィリピンで圧倒的No.1を目指します。」だとしましょう。優秀な社員というのは自分が従事している事業について考えて、現状と理想のギャップを認知し、それを埋める方法を考えて、その中でできることを実行するというような思考回路を辿るような気がします。結果としていつもより1.5電話する、かもしれないし、リストをランク付けすることが行動して見られる。その行動が的を得ている場合は超優秀です。

しかし優秀でない社員というのは、この抽象概念と自分の行動を結び合わせることができません。抽象的概念がはるか遠くの存在と認識し、自然と具体的な指示を求め、結果として上記の発言が出てきます。

さらに優秀な人というのは具体的な事象を第三者から聞き、それらを抽象的な概念にまとめ、そこから真の問題を特定したりできる人だと思います。僕も具体的な情報から問題を特定できるように頑張ります。

 

ありがとうございました。

Salamat po