地球人のみなさん、こんにちは。
凡人の深読みです。
今日は株式会社について深読みしたいと思います。
僕が思うに、会社は顧客を作り続ける必要があります。
顧客を作り続けた結果を売上や利益として測って開示している会社はたくさんあります。しかしここで勘違いしてはいけないのは、顧客を作り続けた結果として売上や利益があるという前提です。この勘違いが起きやすいのは現代の仕組みが原因のように思います。
資本主義社会、金融技術が発達した現代では株式会社の所有者はほとんどの場合投資のみを目的にした投資家です。投資家は企業価値向上から利益を得る人種です。ほとんどの場合、この投資家は企業価値向上に直接的に貢献することがないです。さらに株式の発行により所有者が分散された現代では本質的な顧客づくりよりも、売上や利益などわかりやすい指標の向上が求められます。現にテクニカル分析というのは企業分析を無視して数字だけを見るという手法があるくらいなので。
直接的に企業価値向上に貢献せずに、自分のお金を入れて企業の頑張りに賭ける人が増えると、結果として売上や利益を目標に置く企業が自然と増えます。そこで働いている我々凡人は売上と利益を上げることが社会への貢献と感じるものです。
しかし、我々が本当に行わなければならないのは顧客を作り続けて、顧客に対して企業価値を上げることであり、そんなことを無視して利益や売上を負い続けるときっといつか行き詰まると信じています。
なので、僕が株式会社を作るときは上場しません。まぁ、上場できる会社を作ってから言えという話ですが。笑
理念を貫きとおすためには投機目的の所有者は不要で、企業価値を高めることに貢献できる人から資金を集めることを理想とします。
ありがとうございました。
Salamat po