凡人の深読み

20代の凡人が海外で仕事をしながら、様々なことを深読みして世界征服する話

#41 仮説のある相談とない相談では受け手の印象は大きく変わる。

地球人のみなさん、こんにちは。

凡人の深読みです。

 

今日は相談について深読みしたいと思います。

 

日本で10名、フィリピンで30名を管理したことある凡人は、相談を受ける機会が比較的に多いです。僕は相談時にその人の思考の深さというか問題解決力をいつも体感します。

例えば、下記の状況で考えてみましょう。

問題:顧客データベースに同一レコードが複数存在していて、顧客への連絡が2回に渡って送られてしまう

 

この問題を顧客から聞いたメンバーは僕に相談をしてきます。

Aさん: 凡人さん、データベースに同じレコードが複数存在しています。

Bさん: 凡人さん、データベースに同じレコードが複数存在しているのは登録時に発生するヒューマンエラーが原因ですか?

Cさん: 凡人さん、データベース重複の件、ヒューマンエラーが問題だと思ったので担当者にエラーを回避するツールを渡して運用できるようにしておきました。詳細は先ほどメールを送っておきましたので、確認し気になる点ありましたら教えてください。

 

どの人の思考が深いでしょうか。どの人が問題解決力があると言えるでしょうか。

Cさんみたいな最強メンバーはなかなかお会いできませんが、Bさんのように仮説を持って相談来てくれる人は日本には多く、フィリピンではAさんばかりです。

 

教育水準や仕事に対する態度、もちろん会社の格もあるので一概には言えませんが、仮設を持つだけで受け手の印象は変わるものです。僕が重宝するならCさん、Bさん、Aさんの順番です。

 

仮説を忘れずに相談してみるといいことあるかもしれないですね。

 

ありがとうございました。

Salamat Po